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スコアをつける人がいないときは?スマホで試合を撮って後から入力

更新日: 書いた人:Bmcs 運営者

#スコアのつけ方

スコアをつける人がいないチームには、スマホを定点カメラにして試合を撮り、試合後に動画を見ながら入力する方法がおすすめです。試合中は誰もスコアをつけなくてよく、暴投での進塁や塁上の走者も動画で確かめられるので、記憶だけに頼るよりずっと正確に入力できます。

レベルの高いチームならスコアラーが、学生野球ならマネージャーがつけてくれるかもしれません。ところが、少年野球や草野球では、スコアをつけてくれる人がいないことがよくあります。この記事では、わたしの草野球チームで「試合に出ながら入力」「ベンチの人のメモ書き」と試して、最後にたどり着いた方法を紹介します。

最初は、試合に出ながらスマホで入力していた

スコアは、誰でもつけられるわけではありません。ある程度の野球の知識が要りますし、紙のスコアブックならなおさらです。

そこで、Bmcs の最初の版を作ったころは、わたしが試合に出ながら、スマホで入力していました。開発者なので入力方法は分かっていて、入力そのものは簡単です。それでも、打席が終わるたびにスマホを取り出して入力するのは手間でした。

  • 自分がプレーに絡んだり、塁に出たりすると、その間は入力できず、後でまとめて入力することになります。守備から戻っても休む暇がありません
  • 公式戦では、スマホを持ったまま出場することはできません。結局、ベンチにいる人にお願いしていました

次は、ベンチの人にメモを書いてもらった

ベンチの人にお願いするにも、その人が野球の知識と、Bmcs の入力方法を知っている必要があります。当時の Bmcs の画面は今ほど分かりやすくなく、草野球なので、野球に詳しい人ばかりでもありません。

そこで、紙にメモを書いてもらい、試合の後にわたしが入力することにしました。メモには、打席ごとに何が起きたかを書いてもらいました。

これをもとに、わたしの記憶で補いながら入力していきましたが、どうしても漏れが出ました。

  • 試合に出ていても、すべてのプレーを覚えているわけではありません
  • 暴投・盗塁での細かい進塁や、塁上の走者の状況が合わないことがありました
  • 9人ぴったりで試合をするときは、メモを書ける人がいません

もう面倒だからあきらめようかな、と思いましたが、次の方法でうまくいくようになりました。

たどり着いたのは、スマホの定点カメラ

9人ぴったりでも何が起きたかを残せるように、スマホで試合を撮影することにしました。

  • スマホを小さな三脚(スマホスタンド)でベンチに固定し、試合を最初から最後まで撮影します
  • 撮る範囲は、投手と打席が映る範囲です。本当はバックネット裏から全体を撮るのがよいのですが、スマホが盗まれないように、また録画が止まっていないか・倒れていないかをすぐ確かめられるように、目の届くベンチから撮っています

試合の後は、動画を倍速で流しながら、スコアを入力します。これなら、暴投での進塁も、塁上の走者の状況も動画で確かめられ、記憶と合わせれば、ほとんど間違いなく入力できます。

たまに、画面の外に飛んでどこに行ったか分からない打球もありますが、打った本人や守った人に聞けば分かります。動画があれば、チームのみんなで試合を振り返ることもできます。

参考までに、わたしたちのチームの試合の動画を載せた試合結果です:試合結果と動画。Bmcs では、試合一覧の「その他」→「試合情報編集」で YouTube の動画の URL を登録すると、試合結果の画面に動画を一緒に表示できます。

これが、わたしの行き着いた、いちばんよいスコアの入力方法です。

撮影するときのコツ

  • 電池と空き容量:試合を通して撮ると、動画は1試合で数 GB 以上になることもあり、電池も多く使います。モバイルバッテリーをつなぎ、空き容量を確かめてから撮り始めましょう。夏は本体が熱くなって録画が止まることがあるので、直射日光の当たらない場所に置きます
  • 試合の前に録画を始める:試合が始まってから慌てないように、プレイボールの前に録画を始めておきます
  • 大会のルールを確かめる:大会によっては、撮影や、撮った動画の公開に決まりがある場合があります
  • 動画を公開するときは、映る人に配慮する:公開チームの試合結果の画面は、ログインしていない人も見られます。YouTube の「限定公開」の動画でも、試合結果に載せると誰でも再生できます。相手チームや、子どもが映る少年野球では保護者の了解を得てから載せるか、チームを非公開にしましょう

撮影できない試合は、試合結果のみの入力で

撮影できなかった試合や、プレーを細かく残さなくてよい試合は、Bmcs の「試合結果のみ」の入力方式で、選手ごとの打数・安打・打点などの合計だけを入力することもできます(「試合を入力する(試合結果のみ)」)。打席ごとの記録は残りませんが、打率・防御率などの成績は集計されます。

AI でスコアを自動で入力できる?

最近は AI が発達してきたので、動画から自動でスコアを入力できないのか、と思われるかもしれません。ある程度はできるかもしれませんが、今のところ、全部を任せるのは難しいと考えています。

  • 映っていない部分は判断できない:わたしの定点カメラでも、外野の打球や塁上の走者など、映らない部分があります。高性能なカメラでも、外野まで正確に追えるかは微妙です。プロ野球の中継でも、すべてのプレーが映っているわけではなく、実況の補足があってはじめて分かるプレーもあります
  • 選手の交代:代打・代走・守備位置の変更は、動画だけではほとんど分かりません
  • 記録の判断:安打か失策か(「ヒットかエラーか?」)、自責点かどうかのように、人が判断する記録もあります

いちばん現実的なのは、丁寧なメモを AI に渡して入力させる方法だと思います。Bmcs でいうと、イニング詳細の画面(イニング詳細の例)くらいの情報があれば、ある程度は自動で入力できるでしょう。

イニング詳細の画面。打席ごとに、アウトカウント・塁上の走者・打者の結果・得点・打点が並ぶ

それでも、最後に人が確かめる必要はありますし、イニング詳細くらい細かいメモが書けるなら、直接入力したほうが早いと思います。そのため、自動でのスコア入力が実用になるのは、もう少し先ではないか、というのがわたしの予想です。Bmcs でもできるようにしたいのですが、AI を使うには費用がかかるので、無料で提供するのは厳しいのが正直なところです。

まとめ

  • スコアをつける人がいないチームでは、試合に出ながらの入力も、ベンチの人のメモ書きも、手間や漏れが出やすい方法です
  • スマホを定点カメラにして試合を撮り、試合後に動画を倍速で見ながら入力すると、9人ぴったりの試合でも、ほとんど間違いなく入力できます
  • 撮影するときは、電池・空き容量、大会のルール、動画を公開するときの映る人への配慮に気をつけましょう
  • 撮影できない試合は、試合結果のみの入力で、成績だけを残すこともできます
  • AI での自動入力は、映らない部分・選手の交代・記録の判断があるため、もう少し先になりそうです

みなさんのチームにも、うまくいっているスコアの入力方法があれば、ぜひお問い合わせから教えてください。Bmcs は無料で、スマホから試合のスコアを入力できます。まずはサンプルチームで体験してみてください。

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